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浦和明の星女子中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2019年度「浦和明の星女子中学校の国語」
攻略のための学習方法

問題構成

例年、2つの大問に説明的文章1題・文学的文章1題の計2問が割り当てられている。ここに5~6問の漢字の読み書きと知識問題が数問、加わる。また、2018年度のように詩の問題が含まれる場合もある。総解答数は30問~35問ほど。

設問形式は記号選択・書き抜き・適語補充・記述などがバランスよく見られ、オーソドックスな形である。記述問題は30字ほどのものや字数指定のないものなどがあるが、極端に難しい問題にはなっていない。合格者平均点は毎年70~80点にも達し、高得点での争いになる覚悟が必要である。

長文読解と試験の特徴

特筆すべきは素材文の長さである。例年、10000字を超える文量であったが、2017年度では論説文5500字・物語文10000字の計15000字程にもなっている。2019年度では12000字ほどであった。さらに、長文問題に詩の問題が含まれており(2017年度)、字数が増している。中学入試全体を見てもこの文量は最多クラスであり、読むスピードを付けることは本校の対策として最重要課題である。

一方、各年度の合格者平均点は70~80点にもなり、受験者平均点も高いことから、その長さと比べて問題自体は答えやすい難易度であるとも考えられる。しかしそれも本校を志望する受験生の実力の高さ故でもあり、けっして簡単な試験だと思わないでいただきたい。

基本は長文読解の技術を磨くことである。長い文章を短くする。つまり、重要点をうまく拾い上げ、解答の際にすぐに探し出せるようにしておくことが、速く読むことと同時に求められる。

・段落の整理 形式段落を意味段落でまとめ、小見出しをつけておく。

・要点 各段落の最初と最後に特に注目し、傍線などで要点をマークする。慣れないと傍線だらけになってしまうが、基本的には一番大事な1文を選べるように練習する。

・要約・要旨 要点をまとめて要旨を把握する。日頃から、全体を要約する練習をしておくことは実力アップにもつながり、記述問題対策にもなる。字数を決めて書いてみるとなお良い。

・場面分け 時間・場所・人物の移動などで場面の変わり目をマークしておく。

・心情把握 人物の言動や情景から、気持ちを読み取る。特に気持ちに変化があった場面は問題になりやすい。

・主題 全体として、誰のどんな気持ちを描いた話なのかを考える。
全体を読み返す時間は無いと思われるので、一度の読みで手際よく重要点に目星をつけなければならない。

先にも述べたように、問題自体は特別な難問ではないので、手をつけられれば得点出来る可能性は高まる。そのためにも、時間内に全体に目を通せるスピードが必要になるのである。
平均点が高いので、わずかなミスでも差がついてしまう。過去問を十分に活用して、速く読み正確に答える訓練を積んでおかれたい。

毎年ではないが、詩の読解も出題されている。出された時に慌てないように準備しておきたい。

漢字・知識問題

漢字の読み書きが5~6問、接続詞・四字熟語・慣用句・漢字の知識(画数・部首)などの言語事項が数問、出題される。かつては、文学史の問題も見られた。
幅広い分野を、学習しておきたい。

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2019年度「浦和明の星女子中学校の国語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

論説文・物語文で計12000字ほどにもなる長文を、まずは読み通さなくてはならない。分速700字として20分ほどで目を通すことができれば、総解答数32問の問題に30分かけられる。かなりの速さだが、ひととおりすべての問題に手をつけるためにも、この速さを会得したい。設問も字数が多いのでここでも時間がかかる。

【大問1】論説的随筆文の読解

  • 難度:標準
  • 時間配分:20分

西欧と日本との美の捉え方の違いを説明している。

問2. 紹介したエピソードの直後で興味深いと思った理由が述べられているので、そこから考える。

問4. Ⅰ. 西欧と対照的な日本の考え方。
    Ⅱ. 直前の「状況の美」を具体的な言葉で例示・説明している。

問6. 妙音――言うに言われぬ美しい音声。「妙な音」ではない。

問7. Ⅰ. 「~のではなく」と言っているので、日本とは違う西欧の美の捉え方「実体の美」の説明が入る。
    Ⅱ. 西欧の「実体の美」に対する日本の「状況の美」の説明が入る。

問10. 「~から生じる美」と呼応して「~が美を生み出す」と同じ内容を表している部分がある。「美の原理である『カノン』」という箇所も12文字だが、「美」が含まれていて重複してしまうのでよろしくない。

問12. 傍線が受けているのは直前の文の「うつろいやすいもの~愛すべきものという感覚」のことであろう。「はかなさゆえに大切にする」ということであり、選択肢アでは不十分なのでウを選ぶ。

問13. 直前の「『名所』が季節の風物や年中行事と結びついていた」が大きな手掛かりになる。

【大問2】小説の読解

  • 難度:やや難
  • 時間配分:30分
  • ★必答問題

他人から嫌われないように本心を隠して生きてきた主人公だが、がさつだが正直に生きる長野くんやヤジオとの触れ合いを通して新たな意識を覚える。

問2. 主人公が現在置かれている状態から考える。「やる気」があってもうまくいっていない長野君と、それに巻き込まれた形の自分とを思い浮かべているだろう。

問3. 先生にもクラスメイトにも良いことを言って、うまく立ち回りはするが心の中では適当にあしらっている山本くん、ということであろう。

問4. 「原因をつくったのは、長野くんだろうか」の後で考察している。長野くんはがさつではあったが、当たり前のことをしているだけだ。同じことを先生から言われたら腹は立たないはずだと考えている。

問5. 二つの存在の間で圧力を受け、どちらにも動けない状態。ジレンマ。

問6. 「幼稚園のころからずっと、みんなにきらわれないようにしてきた」とある。本心をつい、隠してしまうのである。

問8. 長野くんの発言から、単純だがおおらかな田舎での暮らしと、今いる多少都会的な場所(こっち)との違いを読み取る。主人公の母親も「こっち」の気質で、娘の不登校の原因を作った自分を厳しく責めるかもしれないと思っていたようである。

問10. 主人公の気持ちの変化は、主として長野君との交流によるところが大きいので、が選べる。ヤジオのことにしか触れていないは不適切。

問11. 【ア】は学級委員長として長野くんがどうふるまったかを見ればよい。書き抜きではないので、そのまま書き抜いてはいけない。
     【イ】は間違いに気づいた長野くんが「自分がやるべきだと思うことをやろう」と決めたことから考える。意志・信念・信条などが思い浮かぶ。

攻略のポイント

文量も多く、平均点も高い大変な試験であるが、極端な難問にはなっていないし、選択肢問題などは得点しやすいものも多い。時間切れで手をつけられない問題が残っては大いに不利である。過去問を多くこなし、ひととおり最後まで終えるペース配分をつかむこと。
捨て問題を作るほどの余裕は無いと思ったほうが良い。数問のミスで明暗が分かれる試験でもあるので、50分間集中を切らさない持久力をつけたい。
また、詩の読解が出る可能性は常にあるので、油断せずに取り組んでおくこと。

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