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浦和明の星女子中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2018年度「浦和明の星女子中学校の理科」
攻略のための学習方法

理科知識の重要性と実験観察・データの読み取り問題

理科は一応理系科目であるが、中学受験理科の決め手は理科知識である
計算問題で出題されるのは9割方いつかどこかでやった典型問題だ。しっかりやっている受験生の中では差がつきにくい。
それに対して理科知識はまず、どこまでということがないので、出来うるだけ頭に詰めていかないといけない。よって、また、対策には時間がかかるということだ。ここは心してほしい。暗記だから直前に、などといっているレベルではない。

対策としては一問一答式の問題集を使用してほしい。できればそれを数年かけて何回も繰り返したいところだ。勉強の基本は繰り返し、成績上位生も意外と理科知識は基本問題でもおろそかにしている受験生は多い。
逆にいえば、知識の完成度を上げることで十分成績は上がりうるということだ。これはあまり受験生には浸透していないようだ。理科は知識だといっていいくらい、社会くらいに憶えることに重点を置いてもいいと思っている。

しかし、この一問一答式の問題集を使っての知識の勉強は、気をつけてほしいことが一つある。決して丸暗記してほしくないのである。
もちろん、植物や星座の名前など、丸暗記するしかないものもある。しかし、小学生に暗記させると意味も全く考えずに本当の意味で丸暗記してしまっている受験生が結構いるのである。
例えば今年の問題だと、大問1の問5の浮沈子の浮き沈みの原理であるが、密度や浮力の一般的な問題の解法の丸暗記では難しいであろう。浮くということがどういうことか理解していないといけないのである。

よって、一問一答式の問題集で暗記だから、小学生一人でやらせているのはとても危険なのである。必ず、大人が、その語句の意味、答えの理由を受験生に説明させてほしいのである。答えが言えればOKでは、入試に耐えうる知識にはなっていないのである。受験生自身の言葉で、その語句なり、答えの理由を説明できて初めて入試に耐えうる知識になるのである

理科の計算問題は全て典型問題

確かに全てが典型問題と言うのはいいすぎであることは間違いないのであるが、理科の計算問題の勉強はそのスタンスで臨んでほしい。受験が近づいてきたからといって、難しい問題を解こうとはしないでほしいのである。

基本的には6年の前半まででやった計算問題ができているかどうかが合否の分かれ道である。
入試問題の難しい、あまり見たことのない問題を解いても悪くはないのであるが、それができるように一生懸命何度も繰り返すようなことはしてほしくないのである。そこは差がつかない。差がつくのはあくまでもいつかどこかでやったことがある、さらに言うと何度もやったことのある典型問題なのである。受験が近づくと難しい問題をやりたくもなるのであるが、そこは注意してほしい。

そうなので、理科の計算問題は対策が非常に立てやすい。もし、苦手感を持っているようであれば、計算問題を集中して計画立てれば、1ヵ月くらいで大きく伸びるはずだ。

2018年度「浦和明の星女子中学校の理科」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

社会と理科あわせて50分で大問が4、小問が21。
社会をしっかりと解き終わったとして理科にあてられる時間は30分程度。本年度の問題のレベルと分量から本校の受験生層に対しては適量といえる。ただし、昨年度に比べると設問のレベルが上がっているので基本的な事柄はもちろん、難問への応用力も問われる。決して侮れない問題だ。

【大問1】ふり子

  • 難度:やや難
  • 時間配分:8分

ふり子の実験とその実験結果が延々と書かれているあたりはいかにも浦和明の星の理科をやっているという感じがする。

その実験結果をていねいに読めば問1は解答できる。

問題は問2問3だ。これはあまり見かけない設問になっている。問2の問題文にある「2つのおもりをつけたときの周期は、その棒の重心の位置に2つのおもりと同じ重さのおもりを1つつけたときと同じになります」というところを読み落とすと大変に解きにくくなってしまう。要注意だ。

問2のaは答えられるとしてbはどうだろう。周期が13.49秒とあるので表3から支点までの長さが45cmと見つかりこれが重心までの長さとなる。ここで、実験3ではおもりの重さを100gとしているものの実はおもさはいくつでも周期は同じ、という基本事項が効いてくる。それが確認できれば答えは求まるものと思う。cはさらに複雑にしたものだがbが解けた生徒はなんとか正解にたどり着けるだろう。大問1ながらなかなかきつい内容になっている。

<時間配分目安:8分>

【大問2】金属の燃焼

  • 難度:やや難
  • 時間配分:8分

大問1に比べると大問2の燃焼の実験とそれに対する設問は標準的なもので一度は解いたことがあるレベルでまとまっている。ここは点数を落とさずがんばりたい。

といっても、実験結果の表の数値は「皿の重さ」を加えたものになっているので物質の重さの変化だけをきっちりとチェックしなくてはならない。

問1から最後まで計算問題が並ぶので受験勉強の成果を試すにはもってこいだ。

問4の「つるかめ算」を用いた解法まで手が伸びるようであれば合格できる学力は十分に身についているといえる。

<時間配分目安:8分>

【大問3】植物(イネ)

  • 難度:標準
  • 時間配分:6分
  • ★必答問題

いつも食べている「白米」に対しての考察だ。あまり聞かれないことだからと言ってギョッとならずに落ち着いて問題文を読もう。聞かれていることの大半(問3まで)はオーソドックスな内容だ。 ポイントは実験2を経た後の問4。「こふん層」というはじめて聞く言葉が出てくるので正解は難しいかもしれない。

<時間配分目安:6分>

【大問4】地層(地質柱状図)

  • 難度:標準
  • 時間配分:6分
  • ★必答問題

最後の大問は例年通り地学からの出題で、本年度は「地層」、地質柱状図を使った問題となっている。
はじめから終わりまで聞かれていることは標準的なレベルであり、それ自体は難の問題もないのだが、こういった地質柱状図を使った問題そのものが苦手な生徒は大変に苦労したことだろう。

問1は「海の深さがどのように変化したか」という基本的な問い。粘土かられきへと順調に浅くなっていることが読み取れる。

問2から問5はひたすら地質柱状図と向かい合う問題となっており、解いた経験があったとしても自信を持って答えが出しずらい問題である。この分野の確認のために不正解だった生徒はしっかりと復習しておこう。

<時間配分目安:6分>

攻略のポイント

例年に比べると、平易な設問もある一方で、本格的な計算問題やしっかりと考えられないと解けない設問も含まれており浦和明の星志望者のレベルにちょうど合ったものになっている感じがする。問題文の長さも普通レベルになので、まさに実力を測るには格好の問題である。

合格点は30~35点/50点程度なので、基礎的な知識が欠けていなければ十分に手が届くものになっている。前半に見られる計算問題での難問は不正解であってもなんとかなりそうだ。

とは言うものの、基本知識は十分に整理されておりいつでも頭の中から探し出せ、その上で水準以上の力がなくては合格点には及ぶまい。受験生として努力を重ねた末に解く問題にふさわしい質・量になっている。

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