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立教女学院中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2022年度「立教女学院中学校の国語」
攻略のための学習方法

問題構成

論説文(随筆)と物語文の2題が定形となっている。文量は計6000~8000字ほど。解答数は20問前後と少なめである。
記号選択・書き抜き・記述とバランスよく出題されている。記述問題は字数指定の無い、100字超の字数のものが、論説文・物語文で各1題ずつ出されるのが特徴的である。
その他、漢字の読み書きが7~8問、ことばの知識が数問出題されている。

長文読解

論説文・物語文ともに、無理に難解な素材文は使われていない。小・中学生を対象とした説明や年齢の近い主人公の話など、小学六年生が理解・共感しやすい文章が多い。
難問集などをこなす必要はないので、読解問題の基本的な技術を身につけていけば良い。

つまり……論説文であれば、段落の整理。形式段落を意味段落にまとめ、意味段落の内容をおおまかにとらえておく。各段落の最初と最後に注意して、要点をマークする。傍線や矢印などで目立つようにしておき、関連する箇所を結んでおく。全体を見渡して要旨を読み取る。最後の結論部分は特に大事である。

物語文であれば、場面分け。時間・場所・登場人物の移動などに着目し、場面の変わり目を確認しておく。人物の言動や情景などに注意し心情を考える。性格が違えば物事に対する反応も異なるので、どんな人柄なのかは大事である。最終的に、だれのどんな気持ちを描いた話なのか、主題を考える……といったことである。

書き抜き・記述

書き抜き問題は親切に作られている。「何のためですか」・「どのような考え方ですか」と訊かれたら、「~ため」・「~考え方」と書かれた部分が文中にあるので、答えを見つけやすい場合が多くなっているのである。
また、「文章をふまえて自分で考えて書きなさい」という問いもあるが、その場合は文中に適切な箇所があるものの、そのまま使ってはいけないので自分の言葉で言い換えたりすればよいということになる。
得点源にしやすい問題なので、書き抜き問題を多くこなして得意になっておくと良い。

記述問題は字数指定が無い。解答欄の大きさから考えて100字超ほどでまとめることを想定しているようである。字数の多さに腰が引けそうにもなるが、設問で「文章中の表現を用いて」と指定される場合が多い。つまり、文中の適切な部分を抜き出して使って良いのである。
ただし100字超ともなると抜き出す要素は4~5つほども必要になり、まとめるのにも時間がかかる。難易度自体はさほど高くはないので、類似問題で100字超という字数のまとめ方に十分慣れておきたい。
普段から、読んだ文章を100字程度で要約する練習をしておけば、対策にもなるし読解力アップにもつながるので、ぜひ実行してみることをお薦めする。

漢字・その他

漢字はそれほど難しい問題は出ていない。標準~中級レベルの漢字をしっかり練習しておこう。ことばの知識も数問出されることがある。
語彙は読解力にもつながるので少しでも増やす努力を。

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2022年度「立教女学院中学校の国語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

最新年度では論説文約2300字・物語文約7000字の計9300字ほどになっている。

総解答数は21問と少ないが、長文記述2題はやはり時間がかかる。記述で使えそうな部分をマークしておいてとにかく最後まで解き進め、残りの時間で落ち着いて記述問題に取り組もう。記述2問に10~12分程度は使えるようにペース配分を考えたい。

【大問一】論説文の読解

  • 難度:やや難
  • 時間配分:20分
  • ★必答問題

絶対的な音楽そのものは絶対的な自由であるが、社会の中の音楽は文化的な活動としてどう社会に生かすかや人の生き方といった特定の目的・意味を求められてしまう。それは音

楽の自由を損なうものであり、絶対的な音楽は多目的で開かれているべきなのだと筆者は主張している。

問一 ① 要因――物事がそうなった主要な原因。

   ② 備(わって)

   ③ 証明

問二 「直接的なつながりを持たなくても自分の周りにあふれている」「聞こえていなくても音はそこに存在している」「聞こえなくても共振して感じることがある」などから、選択肢が合う。選択肢は「人が音を感じている」ことが述べられていないので合わない。

問三 2. ほとんどの音は聞こえていない。「しかし」確かにそこに存在している。

3. 音自体が聞こえなくても体は共振して感じることがある。「だから」触れようが触れまいがつながっている。

問四 口をついて(衝いて)出る――思いがけずに、またはよどみなく言葉が出てくること。

問五 (1) 具体例としてはナチス政権下のドイツでプロパガンダに使用されたことが挙げられている。それは、制限があると音楽は恣意的になってしまうということを示しており、音楽に「無理に意味を求めようとする」と自由なままではいられないということを意味しているのである。

   (2) エ. 現代は音楽に意味を求めがちであるが、意味を求めると自由でなくなってしまうので、音楽の本来である意味のない美しさに触れることも重要である。

      キ. 現代社会は何事にも意味を求めてしまう傾向があり、就職や収入に結びつかない学問は必要ないと決めつけられがちである。

問六 本来、音楽は意味などない美しさを持つ絶対的な自由であるはずだが、社会の中の音楽は「どう社会に生かすか」とか「人の生き方」とか意味を求められがちである。それでは音楽の自由が損なわれてしまう恐れがあるので、狭い目的にとらわれずに、常に開かれて多目的であるべきだと筆者は考えている。

【大問2】小説の読解

  • 難度:標準
  • 時間配分:25分

東京でいじめにあい、長野の曽祖父母の家で暮らすことになった主人公。友人の大輝が友達を連れてきて登校を勧めるが、主人公は返事ができない。そんな様子に気づいた曽祖父が、来てくれた友人には礼を尽くすべきだと、見送りに行けという。

問一 ① 仕草    幼(なじみ)    意外

問二 きびす(踵)を返す――後戻りする・引き返す。

問三 大輝は「なにも悪いことなどしていない」のだが、そんな彼の勧めに今は応える気持ちになれないので、目を合わせて話せない気持ちになっている。

問四 「俺ら四人が~マシじゃん。」とあり、それは「せっかくガッコ~うざいじゃん。」という状況から主人公を守ろうとしているかららしいので、この二文が具体的でよい。

問五 エ. 一度はそう思ったが、すぐに「そうじゃない」と、大輝が遠慮してくれていたことを思い返しているので、合わない。

問六 孫を心配して訪ねてきてくれた友達のことを「ありがたくて涙が出るほど嬉しかった」と語るシゲ爺が、帰る友人を送っていくのは「人としてあたりまえ」のことだというのだから、「礼を尽くす」という選択肢がよい。

問七 訪ねてきてくれたお礼に送っていくということを自分から言うのが本来であるが、慣れていない他の友達に対して気おくれしている上に、訪ねてきてくれたのに隠れてしまった気まずさから、言葉が出ないでいた。そんな時に大輝が気を利かせて説明してくれたので、助かったのである。

攻略のポイント

高い偏差値からすると問題自体の難易度はさほど高くはなく、合格者平均点も90点満点中、約8割にも達する。しかし、年度によりばらつきがあるので、毎年この難易度であると思ってはいけない

できるだけ多くの過去問をこなし、難しい問題にも慣れておくこと。

100字超の記述問題には対策が必要だが、全体的に意地悪な難しさの試験ではないので、無理に難問で練習しなくても良い。得点しやすい問題も多いので、とにかく最後まで一通り手を付けるスピードをつけ、記述問題をまったくの空欄にせず、必要最低限の字数(できれば9割)まで書いて部分点を取れるよう、こつをつかんでおきたい。

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