横浜雙葉中学校 入試対策
2025年度「横浜雙葉中学校の算数」
攻略のための学習方法
[記述]
通常、大問1の最後には「どの様に考えたかの説明」大問2には「途中式や考え方」を書くことを要求してくる。スタイルが決まっているので、横浜雙葉中の過去問の解説をよく読み、解答を参考にしてほしい。ポイントを押さえ、明確で、短くまとめる練習はしっかりしておいてほしい。
[計算・小問集合]
本校の【大問1】では、典型的な問題が幅広い分野から出題されている。ただしレベルはやや高めであることに注意してほしい。受験用テキストの発展問題から定番の問題を中心に徹底的に練習してほしい。
【大問1】では、しっかり高得点をとる必要があるので、苦手分野をなくしておく必要がある。「考え、工夫する問題」も様々な単元を利用して1~2題出題されている。他校の入試問題の中盤あたりに類題が多くあるので、探し出して練習するのも有効である。
[大型問題]
本校の大型問題は、設問数が多く、1つの題材にじっくり取り組むことになる。
前の設問が、後の設問のヒントになっていることがよくあり、出題者の誘導に乗って解いていくことになる。解法の方針が見つからない設問にぶつかったら、前の設問を振り返ってみると解決できることが多い。
なお、本校の大型問題は出題される分野に偏りが見られる。
以下に、よく出題される分野について説明したので、参考にしていただきたい。
また、過去問での演習がとても有効な学校なので、過去問演習もしっかり行っておきたい。
・思考力を試す問題について
「与えられたルールに従って計算を進める」形式であるが、題材は場合の数・約束記号・光の直進と反射と影・折り紙と相似など多岐にわたる。手を動かし、工夫させることが目的である。受験用テキストに類題が少なければ他校の入試問題から探し出してきて練習してほしい。成果が出始めるまで数ヶ月かかるので、少なくとも9月の早い時期から練習を開始してほしい。
・グラフに関する問題について
旅人算、水そうの水位変化、点の移動と面積変化など多様な形式のグラフに関する問題が出題されている。最近の3年ほどは出題されていないが、重要単元であり、対策は十分にしておく必要がある。
受験用テキストには適当な問題が多く掲載されているので、発展問題を中心に該当分野を徹底的に取り組むのがよい。
グラフの問題は、別の解法を考えやすいという特徴がある。単に答えを求めるだけでなく、別の解法を考えてみるのも効果的な学習法である。
やや難しい問題が出題される場合があるので、標準的な問題だけでなく、やや高度な問題にも積極的にチャレンジするとよい。
・図形・点の移動について
図形・点の移動・折り返しなどに関する問題がよく出題されている。
図形の移動では、図形の重なっている部分や図の転がりに注目する問題が中心で、ここでもグラフが登場することが多い。
この分野は手間がかかる問題が多いが、十分な対策が必要である。
点の移動に関しては、一般的によく見かけるような問題が多い。標準的な問題に対応できれば十分であろう。
・数の性質について
中学や高校的な素因数分解の活用ではなく、規則性や場合の数を題材にした整数や分数の基本的な性質の確認というスタイルが多く、実際は「考え、工夫させる」問題である。
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2025年度「横浜雙葉中学校の算数」の
攻略ポイント
特徴と時間配分
計算と小問集合による大問が1題、大型問題が2題というおなじみの構成になっている。大問1を1~2問後回しにして15分で処理し、大問2の前半の設問までを15分で終える。残りの20分は大問3を解ける範囲解いて、大問1・2の取りこぼしを拾い集める。
合格者最低点は51点と予想されるので、大問1で5問正解し、大問2・3の前半の設問を手堅く正解できれば十分合格を狙える。
【大問1】計算と小問集合
- 難度:標準
- 時間配分:14分
- ★必答問題
(1)は計算問題が2問。標準的なレベル。素早く、確実に正解したい。
(2)はあまりに関する問題。定番の問題だが、書き出し、最小を求め、公倍数を活用する。
(3)は比を活用する定番の基礎問題。
(4)は往復移動の速さに関する定番の問題。受験常識。解き方の手順を記憶するべき問題。
(5)は実際に図に書き込んで考察する。紙がずれていることに注意する。図2から図1にさかのぼる。
(6)は図のへこんでいる部分を円が通過するときに「穴」ができることに注意する。
(7)は「対角線が二つの頂点を結んで作られる」のではあるが、それでは辺も数に入ってしまうので取り除かなければならないことを表した式である。
(4)は定番の問題だが、高度な内容。(5)は丁寧に作図する必要がある。(7)は説明文を書き慣れていなければ時間がかかってしまう。これら3問以外は全問正解しなければいけない。つまり、合格のための作戦は(4)(5)(7)対策が中心となる。
【大問2】規則性
- 難度:やや難
- 時間配分:16分
- ★必答問題
(1) 1、2、3、4…並ぶ数に注目し、グループ分けして行く。
(2) グループごとの法則を考える。約分されている分数も考慮する。
(3) グループの最初の数が最も小さく、最後のグループの最初の数が最小となる。
「途中の式や考え方」を記述しなければならない。
(4) 5番目のグループくらいまで細かく書き出せば積がどの様になるかが分かる。最後のグループは途中までしかないので、その部分の積が答えとなると予想できる。
(5)「全て答えなさい」と要求されており、すぐに答えられない場合は回避すべき問題。
どの様にグループ分けするか。グループ内の法則をどう考えるか。問題の初めに落ち着いてじっくり考えてほしい。整数の分数はどう考えられるか。約分されているので法則が分かりにくくなっているかなど様々に思考を巡らせることが重要。テストの時間が限られていることなどから、(5)のような設問は素早く判断できる必要がある。
【大問3】平面図形
- 難度:標準
- 時間配分:20分
- ★必答問題
(1) 紙を折り曲げたときにできる直角三角形。この形状を見た時点で二つのことが頭に浮かぶ。「三辺が3:4:5」「相似な直角三角形がいくつかある」細かく検証して行くことが必要だが、この時点で大きく先回りができる。
(2) (1)の考え方を使用するだろうという予想は立つが、見えている直角三角形は3:4:5ではなさそう。それならば、他に直角三角形はないかと探す。このような方向性を感じるだけで、正解にたどり着ける可能性は大きくなる。
合同条件や相似条件は中学や高校の内容だが、本校を受験するレベルに達した生徒は常識として知っておくべきである。そして、それを実際の問題を解くときにどの様に活用するかも十分に体験しておいてほしい。後半の難問を突破する強力な道具になる。
(1)はあまりに有名な定番の問題。全問正解を目指したい。(2)を完全に攻略できた生徒は本校合格者の中でも、上位グループに入ると思われる。回避する判断も妥当である。
攻略のポイント
受験用テキストでよく目にする定番の問題がほとんどを占めている。横浜雙葉中算数の対策の第1歩は、基礎知識の完全攻略である。弱点をなくし、基礎問題であれば、どの単元が問われても即座に反応できるレベルまで仕上げてほしい。基礎知識が一通り身に付いたら、「考え、工夫して解く」訓練の強化に移行してほしい。この部分こそが合格の秘訣となる。受験用テキストの発展問題1問1問にじっくり取り組む時間がとても大切である。最後は以下に示す大問2・3対策を念頭に仕上げて行ってほしい。
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