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芝中学校 入試対策

出題傾向・攻略のための学習法・推奨テキスト

2020年度「芝中学校の国語」
攻略のための学習方法

出題傾向と特色

ここ数年は漢字・語句の問題が2題、読解問題が2題という構成が定型となっている。素材文は文学的文章と説明的文章が1題ずつ、文量は計7000~8000字ほど。

文学的文章は、受験生と世代の近い登場人物が悩みや葛藤を乗り越えて成長していく話が多い。

説明的文章は科学・自然・哲学など、扱われる題材が幅広い。年齢的にあまり馴染みの無い分野だと、内容も難しく感じられる。説明的文章については、やや難しい文章にも触れて見慣れておきたい。

読解問題・記述問題

2015年度より、読解問題の設問はすべて記述式となった。昨年・今年とも設問数は大問二つにそれぞれ四題ずつ、計八題。記述問題で求められる総字数は2020年度では400字で、25~90字で書く形になっている。

記述問題に特化した形式に気後れしてしまう人もいるかもしれないが、問題自体の難易度はイメージほど高くはない。合格者平均点が7割ほどにもなることからも、それはわかるだろう。

「自分で考えて書きなさい」・「自分の意見を答えなさい」といった論述タイプの記述ではない。特に説明的文章の問題では、本文から適切な部分を抽出し、まとめることで解答をつくることができる場合が多い。文学的文章も年齢や舞台の設定が受験生にも馴染みやすいものが多いので、登場人物の心情も理解しやすい。読解力が適切についていればそれほど難しくは感じないはずである。

まずは説明的文章・文学的文章の読解の技術をしっかり身に着けよう。

説明的文章なら形式段落と意味段落の整理、各段落の要点と細部の見分け、全体の要約と要旨など。文学的文章なら登場人物の整理、時間・場所・人物の入退場による場面分け、人物の言動や情景などから心情の読み取り、物語のテーマなど。

基本的な読解力をつけた上で、記述に慣れておく。説明的文章では要点をそのまま記述に使える場合が多いだろう。文学的文章では人物の気持ちや行動の理由が訊かれることが多い。それぞれの文章を多く読んで、一定の字数でまとめる練習を積んでおこう。

最初から最後まで記述が続く試験なので、書く事への抵抗感があるようだと辛い。完璧な解答を目指さなくて良いので、部分点は取れるようにまずは一定の字数を書き込めるよう、過去問を多くこなしてまとめ方のコツをつかみたい。

漢字・語句

漢字も毎年10問ほど出題されている。読みを明らかにせず文脈から当てはまる漢字を考えさせるような問題もある。難しい問題も見られるが、普段からの語彙を増やす努力がモノを言う分野でもあるので、漢字テキストと同様、読書などからも漢字を吸収するよう心がけてほしい。

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2020年度「芝中学校の国語」の
攻略ポイント

特徴と時間配分

漢字+言葉の知識の問題が10問、読解問題の記述が8問という記述問題に特化した構成である。漢字は2~3分で済ませて、残りは読解と記述に充てることになる。
素材文の字数は計7400字ほど。重要箇所を傍線・印などでマークしながら読み終え、ひととおりすべての記述の必要字数を満たして最後まで書けるスピードが欲しい。完璧な解答を目指して時間が足りなくなる事態は避けたい。

【大問1】漢字の書き取り

  • 難度:標準
  • 時間配分:
  • ★必答問題

 俳句
 宙返り
 園児
 毒
 血相

【大問2】ことばの知識

  • 難度:標準
  • 時間配分:大問1・2で3分
  • ★必答問題

 氷
 ぬか喜び――あとでがっかりしてしまうような、一時的な喜び。
 口笛
 立つ鳥あとを濁さず
 湯舟

【大問3】論説文の読解

  • 難度:やや難
  • 時間配分:22分

人の真の評価軸は個人の能力や才能にあるので、一元的な評価軸による承認を求めるのではなく、知恵や趣味を深め人と対話し、大事な人と長く続く関係を築いてほしいと述べている。

問一 同じ段落に「承認以外の自信の拠り所を失っている」「承認されない能力は価値がない」とある。さらに第4段落でその承認は「一元化された評価軸によるいびつな承認」であることが述べられているので、本当の評価である「個人の才能」から離れてしまっている点を「いびつ」だと言っていることがわかる。

問二 同じ段落で、プライドと自信のギャップが問題であることが示されている。本来プライドが満たされるような状況でも「自信がそれに追いつかない」。なぜなら「自信の拠り所が承認だから」である。するといつまでも自信が持てず、「自分が成長・成熟する可能性がないといった間違った考えに陥ること」(第8段落)になるのである。

問三 第10・11段落でまとめられている。「大事な他者との関係が長く続いていくことが一番価値のある承認」であり、「他者との持続的で安定的で良好な関係を保つことが重要」なのである。

問四 本来、人が自信を得るのは個人の能力や才能という評価軸によるものだが、そうした多様性が失われ一元的な評価軸による承認以外に自信の拠り所が無い人が多い。本当に価値のある承認は大事な他者との関係が長く続いていくことである。知恵や趣味といった個人の能力・才能を磨き、人とたくさん対話することで、そのような長く続く関係を築いていくことが大事なのである。

【大問4】小説の読解

  • 難度:標準
  • 時間配分:25分
  • ★必答問題

将棋教室での対戦を通して、主人公は将棋に対する新たな向き合い方を学ぶ。

問一 初めて負けた相手との再戦にあたり、棋譜の研究もしてきた。その成果を対局で発揮して、今度こそは勝利すると意気込んでいる。

問二 「まさか、ここまで認めてもらっているとは思わなかったので」驚いた。「ここまで」を文中から探して具体的に書き添えよう。

問三 山沢君はそれまで、将棋の世界では自分以外はすべて敵だと思って戦ってきた。しかし、主人公の言葉を聞いて、将棋盤を離れたら良きライバルとして切磋琢磨し一緒に強くなるという進み方もあると気づかされたのであろう。

問四 再戦前は山沢君に勝ちたい一心で努力していた。その成果を対局で発揮し、中身の濃い戦いで全力を尽くし引き分けたが、先生であるプロ棋士に努力と実力を高く評価してもらい、アマ初段を認めてもらった。今後はライバルたちと互いに棋力を高めて、ゆくゆくはプロとして対局したいと具体的な目標もでき、もっと強くなりたいと意欲を増しているのである。

攻略のポイント

記述問題には必ず手をつけて規定の字数(9割)を埋めて、部分点を得る。無理に綺麗な答案を書こうとしなくて良い。適切な読解力があれば、合格点に到達できるように作られている。思った答えをテキパキ書き進めよう。
とは言え、90字もの記述をまとめるのには経験が必要なので、過去問や類似問題で十分に練習しておくこと。
合格者平均点と受験者平均点の差が小さい、差がつきにくい試験なので、2割の配点がある漢字もミスしたくない。丁寧に学習しておこう。

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